秋の夜長に気持ち悪い話。

家の仕事柄、まるで月下のベルゼブブのように蝿の集まる我が家。蝿たたき殺すのおかげで上手くなりました。嬉しくない。

ある日仕事場に奇妙なものが点々としているのを発見。




それは


まるで鮮血の様な液体がべっとり撒布している紙袋に
溜まっている赤い液体に群がり死んでいる蝿の死体の、山。



なんだこれ。

なんだこれ。

なんだこれ（恐）。





見た目が本当に鮮血なんで、ついに伯爵（父）がおかしくなったかとびびる。

数日後



…紙袋増えてる…
蝿群がってる…（恐怖頂点



思い切って伯爵に尋ねてみる。





…ただの殺虫剤でした。
蝿のほうから飛び込んでくるたぐいらしい。





伯爵、頼むから誤解されるような撒布の仕方やめてくれ
本気でサイレンの赤い水か血かと思ったから。
「この後復活するのかこの蝿の山！！？」とか思っちゃったじゃないか！（しません


つか量多すぎて事務所の床が赤い水吸い取ってるじゃないか。
ぱっと見殺害現場。

恐。